マイケル・ジャクソン
ご冥福をお祈りいたします。
彼の最大の功績は、ブラックミュージックがポップスたりえたことではないでしょうか。
反論は多々あろうかと思いますが、、、、
それまでのブラックミュージックは、それが好きな人たちのものであったと思います。
ところが、マイケルは、多大な商業的成功を収めました。
「スリラー」はなぜあんなに沢山売れたのか。
それは、マイケルの音楽が、「ポップス」だったからです。つまり、売るために作られたものです。
クインシージョーンズは、売れるための音楽を製作したのです。売れるために、踊れるビートを徹底しました。わかりやすい、キャッチなフレーズを駆使しました。売れるために、チャリティまで戦略にしました。
マイケルの先人たちで、偉大なミュージシャンはいっぱいいます。
多くの開拓者たちによって、リズムアンドブルース、ソウルは、沢山のことを吸収し発展してきました。そして、ロックンロールの創生に対して多くの影響を与えてきました。そして、開拓者たちは、自らの音楽の発展も追及しました。でも、そこには、完成形はなかったのです。完成形がないことが、ブラックミュージックであり得たともいえます。自らの完成形はないが、他の分野の形成に大きな影響を与えてきたのです。
しかし、マイケルは、完成形を作ってしまいました。
多くの人々がマイケルのファンになり、圧倒的な人気を得て、売れ続けました。
ところが、マイケルの音楽は、ある時期から発展しません。拡大再生産しか道がなくなったのです。
ローリングストーンズは、拡大再生産の先駆者とも言えます。でも、ストーンズは、いつでも昔に戻れるという割り切りを持っていました。そこがスゴイところです。ストーンズは、最初は黒人音楽のコピーでした。彼らは、いまでもそれを躊躇なくやれると思います。だから、いつまでも続けてられるのです。
マイケルは、それができませんでした。
売れることが目的と化してしまったのです。
ボクは、それが残念です。
ジャクソンファイブのマイケルジャクソン、今でも聞けます。とてもカッコイイ。
でも、今、スリラーを聞く気にはなれません。消費してしまったのです。消費者のための音楽だったのです。
彼の音楽を発展させる後進がいるのかが、疑問なところです。
だから完成形と思ってしまうのです。
そんなそんなと考えてしまったので、今度ゆっくり、マイケルジャクソンの奇跡を追ってみたいと思います。
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